こんにちは!まつば旅(@matsubatabi1103) です!
今回は2022.8.31にスペインのクレイジーな祭り、ラトマティーナ(トマト祭り)に参加した流れをまとめました!
自分たちが実際に行く前に知りたかったことや、携帯を取られた体験談 • 改善策などを盛り沢山の内容になっているので、全て目を通して頂けたら嬉しいです!
またこれだけが知りたい!って方は目次から飛んでみたください!
また、持ち物や所々書いているポイントについてですが、私たちはど真ん中の方まで入って行き、どろっどろになった経験を元に書いているので、そこまで入らない方はここまで必要ないかもしれません。
本来はもっと祭りの様子の写真を貼りたかったのですが、携帯を盗られてほぼ写真がなくなってしまいました・・・
トマト祭り / ラトマティーナって?
スペインのバレンシアにある、人口1万人ほどの小さな村 Buñol (ブニョール)で、毎年8月最終水曜日に行われるとってもクレイジーな祭り。
大量のトマトをひたすらに投げ合います。
ラトマティーナ当日の様子はこちら↓(携帯取られた一部始終有り)
正式名称と日時
トマト祭りは、スペイン語で「La tomatina」(ラトマティーナ)と呼ばれています。
毎年8月最終水曜日に行われているので、2022年度は8/31でしたが、毎年日にちはズレるのでご注意を!
ラトマティーナに参加するには
この祭りに参加するには、チケットを購入する必要があります!(オンライン購入)
予約制で毎年2万人限定!チケットがないとそもそも参加不可なのでご注意!
公式サイトはこちら→公式サイト
チケットの種類はいくつかあって、
- 当日の祭りのチケットのみ
- 前夜祭+当日+荷物預け+Tシャツ
などがあります!
私たちは当日のチケットのみにしましたが、きちんとした公式の場所で荷物を預けられたり、Tシャツがついているのもありだったなーと思いました!
ブニョールへの行き方
トマト祭りの会場、ブニョールまでの行き方は、「ツアーに参加するか、 自力で行く」の2パターンがあります。
ツアーに参加する
ツアー会社はいろいろとあり、検索をかけると出てきます!( la tomatinaと検索すると出てきやすいです!)
ただ、日程が近づけば近づくほどチケットは完売してしまうのでお気をつけください!
ツアーで行くメリット
- 往復のバスが確約されている
- トマト祭り中、荷物をバスに置いておける
ツアーで行くデメリット
- バスの時間が決まっている
- 前夜祭 / 後夜祭に参加できない
- 自分たちで手配するワクワクを味わえない
自力で行く
バレンシアの交通手段は、バス•地下鉄•電車があります。
電車での行き方
電車でBuñol (ブニョール)駅まで行きます。
電車の駅に行って聞くだけ!(めちゃくちゃ簡単+楽でオススメでした!)
ラトマティーナ当日は駅員さんも皆、慣れた手つきで観光客や参加するであろう人の対応をしてくれます。
「ブニョール」「ラトマティーナ」などと言うと、はいはいって感じでチケットを教えてくれます(笑)
ちなみに往復券を買っておくと、帰りにどこまでのチケットを買うか悩まず、スムーズに帰れます!
自力で行くメリット
- 安く済む!
- 自分たちの好きな時間に行って帰れる
- 自分で手配するワクワクを味わえる
自力で行くデメリット
- 英語が通じないので少し面倒な場合があるかも?
- チケットの買い方や駅の行き方など手こずる可能性有るかも?
※詳細は下記していますが、基本的には駅員さんもこの日は慣れた手つきで対応してくれるので、そこまで心配はないかと思います!
持ち物(めちゃくちゃ重要!)
*基本的にトマトだらけになると色もですが、気温で蒸発していくのでかなり臭いです!!(乾くともはや生ゴミ臭!!笑)
下着や靴も含め、衣類は全て捨てるつもりで行きましょう。
- 水着(事前に着ておきましょう)色が濃いもの
- 捨ててもいい服、ズボン(下はいらない下着にして捨てるのも楽です!)
- 捨ててもいい靴(サンダルは脱げるし、場所によってはかなり足元を取られます!また足を踏まれまくるので危ないです。)
- 携帯防水ケース
- ゴーグル(トマトが目にめちゃくちゃ入って、ばい菌もすごいのか、その日は目やにが止まりませんでした、、笑 しかしトマト硬すぎて強打すると、ゴーグルも無意味と化すので一長一短です。ただ、事前にしっかりしたものを買っていけば役に立つかも、、?)
ちなみに赤丸の部分が紐のタイプの防水ケースは引きちぎられます!(体験談)
そしてこのタイプのもので引きちぎられている人を多数見かけました。また、ケースの透明部分の下を切られて携帯を取られたという外国人の方も多くいたので、もはや防水ケースが狙われている説、、?
ジップロック+ボディバックが安全な気もしました🤔
現金やクレジットカード、IDカードなどを防水ケースなどに入れて首からぶら下げていると、警備員さんに盗難に遭ったり危ないよと注意されます!(ゲートを通る際に注意喚起していました!)
*個人的には今回携帯を取られたことを踏まえて、捨ててもいいボディバックを服の下とかに付けていくのもありだったな、、と思いました。(実際している人もいました。)
預ける荷物の中身
- 着替え
- ビーサン (帰り用のサンダルなど)
- タオル
- 南京錠(下に記述していますが、鞄につけられるもの)→ワイヤーの
- 飲み物(水は町安く買っていく方がお得です!)
*トマトで顔がありえないくらいカピカピになるので、化粧水乳液はあると割と役に立ちました!
*コンタクトの方は1dayのをつけて行き、新しい1dayを持っていくことをオススメします。
(私は替えで2week持参しましたが、完全に目が洗えてないまま付け替えたため、結局後日そのレンズにばい菌がついていて目やにが止まらなかったので、1日で捨ててしまったので1dayがオススメです!)
注意点
実際に盗難に合っている人を多く見たので、パスポートや大量の現金、不要なカードは宿に置いて行くか、町の中に有料で荷物を預かってくれるお店がいくつかあるので、カバンごと預けましょう。(お互いのためにも、鞄には一応南京錠をつけておくことをおすすめします。)
現地(ブニョール)で購入できるもの
- ゴーグル
- 携帯防水ケース
- ラトマティーナTシャツ
- サングラス
- ビーサン(一部地域の方の出店有り)
- サングリア
- 。ジュース、水など飲み物
- パエリアなどの軽食
などなど
ブニョールで当日購入することもできますが、バレンシアの中心地あたり(広場付近のお土産屋さん) でも購入可能でしたが、なかったら困るので事前に日本で購入してからくることをオススメします。
会場はどこ?
事前予約のチケットをリストバンドに替えてもらう必要があるのですが、チケット会社によって引き換えブースが違ってかなりややこしいのでご注意!!
ブニョール駅に着いたら、右手にある駅の駐車場側の道をただただ人のいそうな方向へ向かっていきます。
そして少し降って行くとすぐに、左手に人混みのエリアがあります。
ここで第一の引き換えブース、飲み物購入ブースなどがあります。
手前にあるチケットブースをみて、自分のツアー会社ではなければスルーで大丈夫です。
このエリアを素通りすると、右左の道に分かれており、右側に進んでいきます。
5分ほど進むと次に左右前の道に分かれているので、左の道を下っていきます。
ここにも第二のチケットブースがあり、かなり並んでいますが私たちはここでもないのでスルー。
この辺りから、道路に青のチョーク?の線があるので、ひたすらにそこを辿って行くと、トマト祭り会場まで辿り着けます!
ひたすらに青のチョークを辿って行くと、人だかりがあり、トマト祭り会場の入り口に到着します。
私たちは公式サイトで購入したので、その会場目の前のブースでリストバンドに交換してもらいました!
ここに辿り着くまでにかなりの人に聞いて回りましたが、地元民でさえも全然知らなくて、みんな言うことが違ってかなり迷子になりました(笑)
町のところどころ看板がありますが、日本人の想像するほどの看板ではなく、気持ち程度の看板でさっぱりわかりません、、笑
チケットをリストバンドに交換してもらうために、自分の購入した会社のブースを探すのも一苦労し、町の人や他の会社の人、通りすがりの人にもはや20人以上に聞いて回っても、みんな知らないと言う恐怖、、笑
なので時間にはかなりの余裕を持って行くことをオススメします!
なのでかなり時間に余裕を持って行くくらいがちょうどいいです!
荷物はどうしたらいい?
チケット購入時に事前に、荷物預けられるチケットを購入しておくと安心です!
もしくは会場の門の周辺のお店で、有料で預かってくれるお店があるので、お金を払って預けることができました!
ただ、どちらにせよ殆どの貴重品などの荷物を預けることになるので、カバンに南京錠をつけて預けると安心かなと思います。(お互いのためにも)
安全のために、カンビンや、ペットボトルの蓋の持ち込み禁止というルールもあるので、お忘れなく!
コップの飲み物は大丈夫ですが、上から水をかけられたりするので、雰囲気的には持って入りたいところですが、、飲み終わってからゲートをくぐることをお勧めします。
どうやって始まるの?
急にトマトを投げ始めるのではなく、まずはハム取り競争があります。
ぬるぬるに石鹸?が塗られた棒のてっぺんに、生ハムが吊るされていて、それを誰かが取ったらそこからトマト投げがスタートします!
一応トマト祭りは12:00- となっているので、その前に生ハム取りが始まります!
時間はざっくりそんな感じなので、前後します!
トマト祭りスタート!
生ハムの取り合いが終わると大砲の音と共に、大量のトマトを乗せたトラックが道に入ってきます。その際に道を開けないといけないため、道の端っこにいない人はもれなくスタッフの方からぎゅうぎゅうに押される+後ろに引き連れていかれる ことになりますので、その際は後ろに下がって路肩に入れるところを素早く探しましょう。
あとはトラックから投げられるトマトを浴びて、床から拾って周りの人と投げ合いましょう!
トラックが通り過ぎるとみんな、トマト投げまくり!このトマトはかなり固いので、遠くから強く投げてくるやつが現れるとかなりイラッとするので、できるだけ潰して投げてあげましょう(笑)
そしてトラックが数台通るので、これの繰り返し!
町の住人たちは家の上から面白がって見たり、水をかけたりしています。
そんなことをしていると気付いた頃には、あたりはトマトの海!自分がスパゲティになった気分です。笑
そして徐々にヒートアップしていくので、ちょっと野蛮なエリアだと感じたらすぐに移動するか離れたほうがいいです。
酔っ払ってる人や、日本じゃ考えられないレベルのクレイジーな大人がいっぱいなので、危なかったりします。
そして、そういったエリアは盗難してやろうとしている集団がいる気がします。(私はそういったエリアに出くわして抜けようとし多彩に、巧妙な手口盗難されたので・・・)
満足したら来た道を戻るのではなくて、横道に入って抜け出すといいです。そうすると、そういった集団に出くわすこともないので。)
終わったらそのまま帰るの?
もちろんそのままトマトまみれで、電車に乗るわけにはいきません。
トマト祭りが終わると町の住人たちが、ご好意でホースで水をかけてくれたり、家の上から水をひっくり返してくれたりするので、すかさずそこに入って行きましょう笑
住民の方はご厚意でやってくれています!最後に「Gracias/ グラシアス」とお礼をいうのを忘れずに!
しかし、そこで完全に綺麗にすることは難しいです。そこで・・・
いい場所発見!
そこで私たちはあたりを見回すと、なんだかスッキリ綺麗になって着替えている人たちが来る方向を見つけました。
旅で培われた嗅覚と、あたりを見回して情報収集する力、鋼のメンタルで人に聞いて回る力をフル回転させ、見事!!笑
川のところに天然(?)シャワーを見つけることができました!!
ここで川に入って綺麗さっぱりトマトを流すもよし、天然シャワーを浴びるもよし!
そして陽が良く当たるので、少しのんびりしているとすぐに髪の毛なども乾いてきます!
場所は地図で出てこなかったのですが、だいだいこの辺りです!(ブニョール川付近で地元民っぽい人たちが、水浴びしてる感じでした!笑)
前夜祭 / 後夜祭
私たちはどちらとも参加していませんが、前日の前夜祭は割と日本人が多めとの噂ですが、結構盛り上がって楽しいらしいです笑
パーティーグッズを持って行くとか、、笑
ちなみに2022年トマト祭りの前夜祭は雨でした☔️
ただ、前夜祭後夜祭に参加するには終電の関係があるので、トマト祭りに行くと決まったらすぐにブニョールの宿を押さえておくことをオススメします!
祭りの数ヶ月前だともう宿は埋まっていたので、野宿になってしまいます、、笑
この時期のバレンシアは朝晩は少し寒かったのでご注意を!
私たちはバレンシアの宿にしましたが宿周辺は綺麗で治安もよく、すごく良かったので必要な方は宿の詳細お伝えできます!(需要あるかわからなかったので、貼っていませんが。。)
もし盗難にあったら?
トマト祭り当日は町中に沢山の警察や市民警察、警備員、役所の方がいます。
なのでまずは、近くのpolice かCivilと背中に書いている人を探して、どこに行けばいいか聞くといいです。
ラトマティーナで盗難に遭った際の話はこちら↓
また、海外で盗難に遭った際の手順はこちら↓
(これは私たちが経験して、先に頭に入れておけば、、と思った情報満載なので、ラトマティーナに参加される方は是非見てみてほしいです!)
まとめ
iPhoneは取られてしまいましたが、総合的にはクレイジーで面白い祭りだなと思いました。ただ、毎年参加したいかと言われると嫌ですが、人生1度は参加してカオスを楽しむのもいいかなと思います!笑
これは間違いなく日本では経験できないクレイジーさです笑
ただ、トマトは不特定多数に当たっているし、口にトマトが入り唾吐いてる人もいるし、そんなトマトを床から拾って投げまくるので、ウイルスの宝庫みたいな祭りです(笑)
次の日から体調崩す可能性もなきにしもあらずなので、日程は少し余裕を持って参加されることをおすすめします。
- ラトマティーナで盗難にあった話(巧妙な手口)
- 海外でiPhoneの盗難にあった時の手順
- 海外保険で携行品補償を貰うオススメのクレジットカード(現在執筆中につき、急ぎで情報が必要な方は個別で連絡ください!)
- クレジットカードでと盗難されたiPHONEの保険申請してみた(↑同上)
などを別記事でまとめています。
ラトマティーナや海外での盗難など気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!
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